はっさくミカン

まだまだ成長したい思いと、子供たちと過ごす時間の中での気づきを綴っています

剣道姿の父を無性に思い出しました

誉田哲也著『武士道ジェネレーション』

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この『武士道ジェネレーション』、
誉田哲也という人が書く武士道シリーズの、4作目で完結編。

今までずっとシリーズで読んできて、
この完結編は、正直読みたくありませんでした。。(/o\)

大好きなシリーズだったので、終わってほしくなくて、
最後の一冊だけ、読むのをずっと先伸ばししていました。

それでもやっぱり、読むべき時というのは来てしまうのですね。。
『武士道シリーズ』最後の最後まで本当に面白かったです。

そして読み終わり、急に父の剣道姿を思い出しました。

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 あんなのお父さんじゃない。。と泣いた日


私の父は、私が小さかった頃、
地域の子供たちに剣道を教えていました。

何段を持ってるとかはよく分からないですし、
監督・コーチというよりは、
補助的な役割で指導していたように思います。


ある日私は、母と一緒に父が教える道場へ、
何かの届け物に行ったんだと思います。

そしたら、私たちにはいつもとっても優しい父が、
剣道を習う子供たちに、すごく厳しく指導していたんです。

「~って言ってるだろーーー!!!」


私は幼心に大変ショックを受けまして、
「あんなのお父さんじゃない。。(>_<)」
と泣きながら母と帰ったのを覚えています。


スポーツを教えるわけですから、
厳しい指導になるのは当たり前で、
しかも昔は今よりもっと厳しい世界でしたよね、きっと。

大人になった今ならそれがよく分かります。


幼い私は、父を別人にしてしまう剣道が怖くて怖くて、
剣道を習いたいとは思いませんでした。

でも今となっては剣道やっとけば良かったなって、
少し後悔してます。

この武士道シリーズを読むと、
なおさらそう思わずにいられません。 

 

『武士道シリーズ』おすすめです!


本の話に戻しまして…武士道シリーズは全4作です。

全作すべて、磯山香織甲本早苗という女の子2人の交互の語りで、
話は進んでいきます。

磯山香織
 剣道と武士道をこよなく愛する
 斬るか斬られるか、そんなことを日常生活でも常に考えてる、まさに女武士!
 剣道の大会で中学時代全国で2位になる
 般若の刺繍入りの竹刀袋を担いでいる

甲本早苗
 日本舞踊を習っていた過去あり
 中学から「剣道かっこいい」と軽い気持ちで剣道部に
 性格はフワフワしてて、お気楽不動心なんて表現されてる
 香織よりも強い!?
 立ち居振る舞いのきれいさなどに惹かれ、剣道をこよなく愛する


武士道シックスティーン(高校1年)香織と早苗同じ高校の剣道部に。

 

②武士道セブンティーン(高校2年)早苗が転校、剣道強豪校チームで葛藤。

 

③武士道エイティーン(高校3年)二人の最後の決着の時。

 

④武士道ジェネレーション(大学卒業後)香織の育った道場が閉鎖危機に!?

剣道を違った見方で愛する二人・性格も行動も真反対の二人、
ライバルとして、盟友として、親友として(?)
しだいに成長していくお話。
剣道の話もかなりリアルです。

読みながら、笑って・泣いて・また笑って。

こんな二人がいたらいいな。
ずっと見守っていたいと思う二人です。

ぜひ機会があったら、手に取ってみて下さい。