はっさくミカン

まだまだ成長したい思いと、子供たちと過ごす時間の中での気づきを綴っています

【読書】主婦が起こした巨額横領事件 映画化された『紙の月』がおもしろかった

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角田光代さんの『紙の月』を読みました。
読みながらどんどんのめり込んで、
本当に面白かったです!

この作品は、2014年に宮沢りえさん主演で映画化もされました。
私は映画は見たことがないのですが、
主人公を宮沢りえさんのイメージでずっと読めました。


<あらすじを少し>
平凡な専業主婦だった梅澤梨花(うめざわ りか)が、
銀行の営業のパートをしながら、
ある若い男との出会いから、
自分の顧客のお金に手を付け始める。

昔から、今の自分は本当の自分ではなくて、
ほんの一部にすぎないと思っていた主人公。。

横領したお金でたくさんの金品に囲まれ贅沢をしているとき、
本当の私のいるべきところはここにあった!と思ってしまう。

そして横領した額は梨花もいくらか分からないほど、
どんどん膨らんでいってしまう。


全てをお金で手に入れたあと。
そして全てを失ったあと。。
最後に梨花が気づいたこととは



梅沢梨花が不正をし、お金を横領していく過程は、
心理描写も丁寧でほんとうにのめり込みました。

 

角田光代作品

 角田光代作品で有名なのは『八日目の蝉』でしょうか。
こちらも映画化されました。
私も映画で見たことがあります。

角田光代さんの作品は、
女性の生活や感じていること思っていることを、
本当に細かく描写しているなぁって思います。

いつも読んでいて、
この気持ち分かるな。とか
ここまでなるかな?とか
自分だったらこんな時どうするか。

そうやって身近に考えられる女性像が多い気がします。


『紙の月』の中で起こる巨額横領事件。
お金がたくさんあれば幸せなのか。
たくさん洋服があれば幸せなのか。
自分が思う幸せはどこにあるのか 

そんな深い事を考えさせてくれるお話でした。

 ↓『紙の月』おすすめです!

 

↓母娘のような誘拐犯と女の子の逃亡生活。すごく複雑な心境になる。。

 

↓5人のママの関係がお受験を通しておかしくなっていく。
分かる分かる!や、怖いーなところや。