はっさくミカン

まだまだ成長したい思いと、子供たちと過ごす時間の中での気づきを綴っています

バイオレンスが苦手 でも主人公のどん底の行方を見たくて

例えば映画やドラマなど、
任侠ものと言うのでしょうか。
暴力団組織を描いた内容の作品。

私は、そういった作品の、
バイオレンスなシーンや描写がとても苦手で、
洋画も戦争のシーンなどは目を背けてしまいます。
血が流れるシーンや暴力的なシーンがダメなんです。

 

『Iターン』福澤徹三

そんな私が、何故か任侠ものの本を今回読んでしまった。
内容を知らずに手に取ってしまっただけなのですが。。

狛江(こまえ)という広告代理店の営業マンが、
北九州支店に飛ばされ、本社からのリストラにおびえる毎日。

仕事でミスを起こしてしまい、
そのミスは暴力団組織に関わってしまうものでした。

責任を暴力団から不当に要求され、
いきなり何百万の借金をする。

そこから狛江は、暴力団に脅されながら
どんどん不幸に、どんどん暴力団のやり方に染まっていってしまう。

人を殴ったり痛めつけようとするシーンは、
やはり読んでて、もう無理!と思ってしまうのですが、

この冴えないサラリーマン狛江が、
もうこれ以上ないんじゃないかと思うくらい不幸な様は、
一体最後はどうなるんだろう?という思いから、
最後まで一気に読ませます。

バイオレンスシーンは、眉間にしわが寄っちゃいますいつも(-"-)

 

光と影

本の中にこんな一説がありました。

光があれば陰があるように、どこもかしこも明るい社会ではないんです。
無理に明るくしようとすれば、そのぶん影が濃くなるだけです。
どこかの国が豊かになれば、どこかの国が貧しくなるのと
同じことです。 

狛江が関わる暴力団の事務所の外に、
地域の住民が「暴力団は出ていけ!」と抗議をしに来たとき、
語られるセリフ。

本の中では、
暴力団より、一般の人のネットの社会の方が怖いと語られます。
集団で匿名で言葉の暴力を攻撃し続ける。
物理的な暴力より、精神的な暴力の方が陰湿だと。

ネット社会、いじめ問題、
この本の中に闇の深い問題が語られているなぁと
眉間にしわを寄せながら感じました(-"-)(-"-)

コマンドー

そんな私でも、父が昔『コマンドー』の映画が好きで、
幼いころ何十回と父親と観ていました。
シュワちゃん主演の映画ですね。

誘拐された娘を助けに行く父親。
かなりアクションが激しい映画ですが、
今の様々な映画やドラマの方が、
過激な描写が多いように感じます。

怖いからそのような作品は、
避けて通りたいわたくしでした(/o\)