はっさくミカン

まだまだ成長したい思いと、子供たちと過ごす時間の中での気づきを綴っています

不器用ですから。俳優高倉健さんは不器用なくらいピュアだと思う『南極のペンギン』読みました

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俳優高倉健

2014年に亡くなった俳優高倉健さん、生前200本以上の映画に出演。

残念ながら私は、高倉健さんの作品を一本もしっかり見たことがないと思います。

それでも、男クサくてシャイでかっこよくて偉大な俳優だったということは、

私にも分かります。

 

この『南極のペンギン』は、高倉健さんがロケで世界中を訪れ、

健さんの心を動かせた人物や情景のようすを、自ら文章にしたもの。

 

短編で絵本のようになっていて、

健さんの素直な物事の捉え方が優しい文面で表現されてて、

本当にホッと心が洗われるような作品です。

 

健さんお母さんの遺骨をかじる

 

骨ってかじるとどんな味なんだろう。。

 

お母さんが亡くなった時、

健さんは骨壺を開け、お母さんの遺骨をかじるんです。

周囲は驚いて止めます。

 

健さん

お母さんと離れたくなかったと。

 

ずっと東京で俳優の仕事をしていた健さん

「そんな大変な仕事辞めなさい」と顔を合わせるたびに言うお母さんと、

いつも喧嘩ばかりしていたそうです。

それでもお母さんは、いつでも健さんの体を心配してくれてた。

喧嘩するんじゃなくて、ありがとうと言えばよかったと健さん。。

 

“人生には深いよろこびがある。骨になってもなお、別れたくないと思える、愛する人に出会えるよころびだ。

人生には深い悲しみもある。そんな愛するひととも、いつかかならず別れなければならないことだ。” 

 

大人になって喧嘩ばかりでも、心のどこか一点ではしっかりつながってる。

そんな理想的な母と子の関係が、健さんとお母さんの間に確実にあったんですね。

 

私も子供たちから、骨をかじるくらいお母さんと離れたくないと思われたら、

それだけで生きてて良かったなぁって思えます。

 

高倉健の精神に触れて

生前の健さんはあまり知らなかったけど、 

この本を読んで、俳優高倉健の精神やピュアさに触れられて嬉しかったです。

 

私自身この先いろんなものを見る時、

健さんみたいな素直な目で捉えたいなって思いました。

 

高倉健さん、本当に素晴らしい方です。 

南極のペンギン (集英社文庫)

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