はっさくミカン

まだまだ成長したい思いと、子供たちと過ごす時間の中での気づきを綴っています

『ラバー・ソウル』井上夢人_心配しないで大丈夫byストーカー【読書感想】

 

ラバー・ソウル (講談社文庫)

ラバー・ソウル (講談社文庫)

 

生きてることが地獄

化物のような容姿の男。病気のせいで顔面も身体も異様で、誰も彼を直視できないという

そんな病気が実際にこの世に本当にあるのだろうか?その姿は読者の想像でしかない

想像しきれないところが男への恐怖心を増してくる。男には未来がなかった

怖い!それでも読んでると切なくて

そんな男が、モデルの絵里に出会いストーカー行為をエスカレートさせていく

訳がわからず付きまとわれているのはきっとすごく怖い!怖いのだけど

未来がなかった男が、絵里に出会って明日を夢見るようになる

そんな一途すぎる恋が切なくて切なくて

ストーカーは犯罪だし、肯定されるものじゃない

最近も実際にアイドルの女の子をストーカーしていた男が逮捕された

それでも、化物男が明日を、未来を見た喜びを感じられたと語った瞬間は、心が激しく揺さぶられました